シロアリ被害の症状とは？早期発見のために知っておきたい兆候を解説

シロアリは家にとって疫病神です。できれば自分の家には来て欲しくない存在です。ところでシロアリの被害があると、どんな症状がでるのでしょうか？もしシロアリの被害の症状がわかると、早めに対処できます。今回は、シロアリ被害の症状・早期発見のために知っておきたい兆候についてわかりやすくご紹介します。

シロアリ被害には種類がある？知っておきたい症状とは

シロアリ被害には種類があるといわれています。では、それぞれどんな症状がでるのでしょうか？こちらでわかりやすくご紹介します。

床がきしむ

1つ目の症状は床がきしむことです。シロアリは、フローリングを食い荒らすことはありません。ただし床材は食い荒らします。理由は床材に使われている根太（ねだ）・土台（どだい）・床束（ゆかつか）、床板（ゆかいた）などが天然木だからです。

天然木はシロアリのエサになります。そのためシロアリが床材の根太・土台・床束・床板などを食べると、食べられた場所に隙間ができます。すると人が歩いた時に、木材と木材がこすれて「キイキイ」「ギシギシ」と床がきしむ音がします。もし人が歩いた時に「キイキイ」「ギシギシ」と床がきしむ音がしたらシロアリ被害が発生している症状です。

畳がフワフワする

2つ目の症状は畳がフワフワすることです。実はワラ（藁）も、シロアリの大好物のエサです。そのため床にワラが使われていると、シロアリがやってきます。畳の上を歩いている時に畳がフワフワしている時には、シロアリ被害の症状がでていることが予想されます。

ドアの開け閉めが悪くなる

3つ目の症状はドアの開け閉めが悪くなることです。ドア枠の下地材に、天然木が使われているとシロアリのエサになります。もしドアの開け閉めが悪くなってきた時には、ドア枠の下地材をシロアリに食べられており、ドア枠が傾いていることが予想されます。

シロアリ被害の症状に気づいたら早めの対処が肝心！見逃しやすい兆候とは

シロアリ被害が起こる前には、どんな兆候が起こるのでしょうか？こちらでは見逃しやすいシロアリ被害の兆候についてわかりやすくご紹介します。

庭のクイや垣根がグラグラする時

1つ目の兆候は、庭のクイや垣根がグラグラする時です。庭のクイや垣根が天然木でできていると、シロアリの恰好のエサになります。とくに、クイや垣根を固定するために地面に接している部分は、シロアリにとって快適な場所です。そのためシロアリがよってきます。もし庭のクイや垣根がグラグラする時は、シロアリ被害の兆候かもしれません。

木クズや虫の糞が落ちている時

2つ目の兆候は木クズや虫の糞が落ちている時です。シロアリが木材を食べると、その後には細かい木くずが落ちます。また木クズの近くには、虫の糞のようなものが落ちています。もし家の中で、木クズや虫の糞のようなものがある時は、シロアリの被害の兆候かもしれません。

隣の家からシロアリの被害がでた時

3つ目の兆候は隣の家からシロアリの被害がでた時です。シロアリには、家の境界線は関係ありません。1つの家でシロアリがでたら隣の家でもでます。もし隣の家でシロアリの被害がでた時には、自宅にもシロアリが侵入していることが予想されます。

シロアリ被害は自己判断で判断せずに専門家に相談するのがおすすめ

ほとんどの人は初めてシロアリがでたら、どうしてよいのかわからないでしょう。では、そんな時はどうすればよいのでしょうか。こちらでわかりやすくご紹介します。

シロアリ初心者がシロアリ被害を自己判断するとどうなるのか？

シロアリ初心者が、シロアリ被害を自己判断すると判断を誤ります。とてもではありませんが、初心者が簡単にわかるほどシロアリは簡単ではありません。もし、シロアリについて何も知らない素人が勝手に判断すると、よりシロアリ被害が悪化するかもしれません。そうなると、もとに戻すには大変な時間とお金と労力がかかります。

シロアリの専門家に相談する

もしシロアリ被害がでた時には、自己判断で判断せずに専門家に相談することをおすすめします。理由は、シロアリの専門家にまかせることで、確実にシロアリ被害を止めることができるからです。シロアリの専門家であれば、住民に健康被害が及ぶこともなく、安全にシロアリ被害を解消してくれます。

シロアリに詳しい専門家のチェックポイントとは？

シロアリに詳しい専門家のチェックポイントは次の通りです。

・シロアリ防除施工士の資格を持っている

・自社でシロアリ駆除の施工をしている

・シロアリの生態や駆除内容についてしっかりと説明してくれる

これらの条件を満たしているシロアリ駆除業者であれば、シロアリに詳しい専門家であるといえます。

まとめ

今回は、シロアリ被害の症状・早期発見のために知っておきたい兆候についてご紹介しました。今回のポイントをまとめると、床がきしむ・畳がフワフワする・ドアの開け閉めが悪くなるなどの症状がでた時にはシロアリ被害がでていると予想できます。その場合、自分1人で判断しないようにしましょう。必ず、専門家に相談して、しっかりとシロアリ駆除をしてもらいましょう。

本記事が、シロアリ被害の症状・早期発見のために知っておきたい兆候について詳しく知りたい人に届けば幸いです。